むくむく湧き立つざわざわした気持ちの中で今日も寂しい。どうにもやりきれなくて、だれか!!!って思うけど、やっぱりそれを拒む気持ちがでてくる。多分ほんとうはただただ待っているんだけど、古くなった思い出を引っ張り出しては思い出すのが病気のようで苦しく思える。


往生要集の絵解きを見ながら、地獄の苦しみは身体の苦しみが永遠(または永遠のように)続くことなのか、と思って不思議な気持ちになった。生きているひとの心苦しさとかって何なんだろ。閻魔様や執行している鬼みたいな者たちはどういうものとしてあるんだろう。罪人の刑のために彼らはずっと地獄にあって、執行のために彼らには休みもおわりもない。在り方の違うものとして、彼らはそういう風にして苦痛は感じないのかな。うーんわかんない。

たまの「満月の丸バナナ」を聞きながら、横にいるきみに、一緒に見ている美しい風景や美しい音や心地よい皮膚感覚をあげることはできないんだな、と思った。ほんのあたりまえなんだけど、無力感を覚えるよ。