むずかしいこと

丘板をうろうろしていたら、自殺予定日まで100日間の日記をつづっているのを見つけて見入ってしまった。なんかうわあってかんじ。その後彼がどうなったかわからないけど、きっと死んでいるだろうな。そこでなくても死んでいるかもしれない。読んでて、なんとなくこの人は死ぬ人なんだなって思った。なんかいろいろ感じたけど、たらーっと頭から流れ出してしまった。どうせ私は死なないし、参考にすることだってないんだ。人は怖いなあと思う。それだけは同感だった。あと「心やさしい人」ってやつなんだなあと思った。ヨエコさんの歌に「傷つけるより傷つくほうがいいって弱虫かな」ってフレーズに共感したのを思い出した。
とにかく色々あったんだけれど、戸川純のバージンブルースを聞いてふっとんでしまったんだよ。初めて聞いたのが新宿ゲバルトのカバーで、(まあ彼らのことはよく知らないけど)この人たちがこの歌書いたわけないよな〜くらいの意識だったから戸川純につながって驚いた。しかしいつの歌なんだろう。戸川純は、ヒラワサつながりで一度動画を見たんだけど、もの凄く特殊で受け付けないなって思ってしまってそれから年単位だったんだけど、確かに、本当に力がある?なあと思った。圧倒的。気安く近づいたり語ったりできないこわさ。というならヒラサワはどうなのって話だけど、ヒラサワについては愛があるのでゆるして。前見た動画は音楽があるけど歌っていうよりかたり?のようで、それはそれは理解の及ばないもので、ああ私には無理。って思って1分も聞けずにブラウザバックしたはず。しかし今回は聞けたどころか感動してしまった。なんだかとんがってて、キャラクターと容姿にギャップがあって、なんだか安心できないなあと感じた。最近行った岡本太郎美術館で思ったことに似た感じがした(このこと書いた記事あげたっけ?)。不愉快なような感動するような感じと目を離せない感じ。しかし怖くていまだにバージンブルース以外の動画は開けないまま。あといままで気づかなかったけどこの顔見たことあるよ!どこでかはわからないけど見てる。自分が知ってることに驚いた。
そうそう、夢見る機械が再始動のようだ!やっぱり音楽はヒラサワで、安心した。万が一ヒラサワじゃないなら効果音以外の音はだしたらだめだ!なんか英断って言われたり、いやいや他人の手が大きく加わってしまうから心配だよと言う声もあったりでみんな手放しで大喜びではなさそうだけど、今監督×ヒラサワの最後の作品だから喜んでしまう。私は手放しです。電脳コイルも好きだったから今作品からずれちゃってても好きなものになるかも知れないという楽観でいきたい。
1月の東京異次弦空洞のチケットも確保したことだし、余裕があれば突弦変異と還弦主義をげとして予習したい。今バンディリア旅行団を公式で聞いてきたんだけど、これがヒラサワの少し前に発した声なんだと思ったらなんだか心拍数があがった。私にとってヒラサワはリアルタイムの存在とはちょっと違ったから。こんなんで1月大丈夫かな。。。一曲目で泣き出したりしてw


今日の日記は、命の話と有名なアーティストの話の2本立てで、こういう風にかくと、命>有名アーティスト(重さという点で)という図式が簡単に導けるのだけど、実際の文章では明らかにとある自殺志願者の命<戸川純についてになってしまってる。え?命ってそんなに軽いの?どうせ一般人なんて偉大な表現者の前では命をもってしても太刀打ちできないのかな。あくまで遠くの他人に対してだけど。命ってなんだよ。私の命はそんなにちっぽけなのか。ちくしょう。あれか、ナンバーワンにならなくてもいいよってことか。けっ。私の命は私にとって何より大事(仮)ってことにしておきましょう