自由は隷従なり

久しぶりに新しいものを読んだので感想文。

まずは借りた漫画

ぼくらの 1 (IKKI COMIX)

ぼくらの 1 (IKKI COMIX)

かなり有名な作品ですね。
しかし読むその瞬間まで、子供が死んでいくという予備知識しかありませんでした。
2,3日でまとめて読みましたが、はじめの2日はうつ!あまりのうつに実生活に支障を来たしかけました。
てか、エヴァにしろこれにしろ、中学生いろいろありすぎだ
あと、子供らしくない言い回しとか、中学生・・・だよね?っていうことが多かった
まあなによりかなちゃんだと思う。それより一歳上の弟がいるけど、もちろんあんなオトナじゃないってか変態だよね
面白かったのは認めよう、自分で集めようかと思うのも事実です
だけど、エヴァ同様、見なきゃ良かったなーってのはどこかで思う
無限ループじゃねえか!って思ったけど、それなのに救い、っていうとなんか違うけど、明るかったから良かったかな
しかしうつ漫画
読みながらいろんなこと思ったけど、それどころじゃないくらいいろいろ考えごとしたり別の本よんだりしたから、ちょっと埋もれてる
思い出したら編集か別記事かで書きたい



さっきまで読んでた本

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

師匠の核P-MODELとしての楽曲「big brother」の元ネタ?として発見した本。
イチキューハチヨンによる影響は多分受けてないです、村上春樹あんまり興味ないし
ある種ぼくらのよりうつなラストだった、でも妥当なのかな
ビッグ・ブラザー 偉大な兄弟 は独裁者を意味しているらしい
2525市場で発見してから、WIKIで内容を知るまでこの曲がそんなに何かをあらわしているとか考えてなかった
とても好きだったけど、それは音の組み合わせであって、言葉も音に過ぎなかったから、今になって本当に何も考えずに聞いていたなあと思った
むしろ知らずに聞いていたら純粋に音だけで好きでいられたかも
古いしとても有名な作品らしいから、ネタバレ含んでも大丈夫ですよね、たいしたこと書かないけど
なんといっても、難しい
二重思考、白黒、犯罪中止、プロール、党、テレスクリーン、イングソック、ニュースピーク
一読しただけじゃ、最初のやつとか、あと特にイングソックは全然理解できなかった
とにかく思考回路が込み入りすぎてよく分からない
あたまぐるぐるーうつー
結局ウィンストンもジュリアもオブライエンも、誰一人良く終わってない
とりあえずバッドエンドなのかな
せめて、もっとどうにか変わっていればって思うあたりホラーに似ている
読んでるうちは面白かったけど、読んでいい気分になる本ではなかった
それでも、3月ぶりくらいに読みたい本をじっと読めて、とても気分が良かった
やっぱり読書は楽しいなー
貪欲に本読みたい