傑作

春休みに入ったので、ぐるっとパス2010を購入し、念願だった博物館めぐりを始めました。
ちなみに、ぐるっとパスとは、東京にある博物館の70館の割引券or入場券がつづられた2000円のチケット群です。
記念すべき1館目は「ブリヂストン美術館」。
ここでどの絵がよかった、とか書くといいんだけど、私の博物館めぐりの目的は、おそらくならないであろう学芸員のお勉強としてなので、館についての気づいたことから。
・平日にしては人が多い(中年女性>>>>中年男性>若い女性・男性>子供)
とりあえずおばさんが多かった。ついでおじさん。サラリーマン。女性。ちょびっと子供。コインロッカーはまあ配置的に使いやすいからだろうかほとんど埋まってた。込むときのためにもうちょっとあってもいいんじゃなかろうか。
・ガイド利用者多数
連れ立ってくる人が少ないからか、音声ガイドを借りる来館者が私が見た中では多かった。500円って安かったかな。私使ったことないからわからん。他のところも見て調べてみよう。
・展覧会?
「なぜ、これが傑作なの?」という期間限定の展示だったのだけど、挨拶・導入的な文章がなかった。よくある展覧会は内外のいろんな博物館から作品を借りてくるのだけれど、ブリヂストン美術館石橋財団のコレクションを展示しているから、挨拶はいらない、ということなのかな?題名にひかれて行ったから導入文欲しかったな〜(帰る頃には内容忘れてるんだけどね)。
・どれが傑作?
私絵画に全く詳しくないので、どれが傑作と呼ばれているのか分からないんですね。傑作選なのか、傑作とそうでないものとの対比なのかよく分かりませんでした。この辺を導入文で書いて欲しかった。でも、何作品かに1つ(これが傑作なのかな?)についている説明文はなかなか面白かった。全然好みじゃない絵にも関心が持てるような文だった。
・偏り
絵画に限定すると、印象派と抽象画が多くて、これは展覧会の趣旨に沿ってなのか、コレクションの多く(石橋氏の好み?)が抽象画とかなのか、うーん。と思った。導入文。。。
・細かいこと
ロッカールームに、水とお茶がでる機械があって、気が利くなあと思った。のど渇くんだよね。警備員が、他での監視員のように配置されていたけど、制服着て目を光らせて立たれると落ち着いて見れない。スーツの人が座って監視しているスタイルのがいい。広くもないし一般人が出入りできるのがエレベーター1つだからガードマンはやりすぎじゃない?出入り関係者以外立ち入り禁止のドアが暗証番号のセコムみたいなやつでハイテクだった。何度か開いたけどたぶん中には資料とか他のコレクションがあるんだろうな。
とまあこんな感じ。きれーなのとか、これは完成品なの?ふざけてるの?(失礼)みたいなのとかいろんなのが見れて面白かった。昨日母に言われるまで気づかなかったんだけどブリヂ(橋)ストン(石)で創設者の苗字だったんだね。っていうか外資系じゃなかったんだ。
というわけで、レポートおわり。


最後に展示室ごとに気に入った(気になった)やつ1つずつ
1 立てるフォーネス(オギュースト・ロダン)
2 爽風(B)(ぺリクレ・ファッツィーニ)
4 コリントス球形アリュバロス「ルクスス・グループ」(?)《鷲と鶏図》(古代ギリシア)
4 ヴィル・ダヴレー(カミーユ・コロー)
5 黄昏、ヴェネツィア(クロード・モネ)
6 コンカルノー港(ポール・シニャック)
7 全部嫌い
8 該当なし
9 道化師(パブロ・ピカソ)
10 人質の頭部(ジャン・フォートリエ)
11 21,sep,50(ザオ・ウーキー)
12 タンクの道(牛島憲之)