社会生活

今日、バイトの面接に行ったのだけれど(拘束時間30分超)質問の最後のほうで「健康ですか?」って聞かれて、ちょっとドキッとした。「発作とか起こすような病気はありません。」「高熱とかよく出す?」「いいえ、大丈夫です。」みたいな受け答え。私、健康じゃないんだよなーと思った。もちろんこんな場で「内膜症持ちです。」とか言わないけどさ。でも、ピルの治療始めるまでは、生理始まって2日間は家でうんうん唸ってるのも珍しくない状態で、アルバイトなんてできたもんじゃなかったかもなあって思った。親に言われるまでもないな。まあこの当時は病気なんて思ってなくて、思春期特有の何かだと、大人になれば落ち着くだろうと思ってたから、それはそれで健康だと思ったかもしれないけど。
ちゃんと病院に行くまで、父は原因究明や対策(バファリン不可)をとらない事に苦言を呈していたけど(なまけものやらそんなの社会じゃ通用しないやら)、確かに、現状とどうにか折り合いをつけないことにはどうしようもなく駄目なのだと、今になって思う。父には生理が来ないから、毎月必ずしんどくなるこの気持ちは分からないだろう、無神経な。とか思っていたけど、必ず来るのにちゃんと対応できないようでは駄目なんだと。それが結果としてありふれた病気ならなおのこと。そんなことを言うのは病弱(だった)な父だからこそだろうなと思う。生理の痛みを知っている母はそういう時には優しかった。
生きとし生けるものは常に老い死に向かうのは必須で、何かの病気に罹り、それが完治したとしても、罹る前より幾分か老いている、と勘定しても、やはり治らない病気になるって言うのはしんどいものがあるなあ。
「子供を持てば、やがて苦痛も失せるのか」まあ全然関係ないんだけど、この病気は妊娠・出産でかなり軽減されます。