ゼミの人々と三鷹の森ジブリ美術館いってきました。
ジブリ美術館に行くのは中学校以来(多分)になるんだけど、なんかこんな面白かったっけって感じ。こんなだったっけ?
肝心の中身は、「私はジブリで構成されてる」ということに気づかされるような感じだった。別にジブリファンを自称するような形や熱意で持ってジブリに向かったことはなくて、本当になんとなくジブリの存在を感じていたんだけど、日本の青年以下の人は、それこそ生まれたときからジブリが周りにあって、ジブリとともにあるんだなあと思った。ディズニー、TDLTDSは好きだけど、やっぱり日本人にはジブリだよ。日本人のメンタリティーだよ。
あと、トトロ以来の心引かれる人外(・動物外?)キャラクターに出会った。館内の小劇場で観た宮崎駿監督最新作「パン種とタマゴ姫」のパン種。キーホルダーを母に見せたら、千と千尋の大根の神様に似てる、といわれたんだけど、でもこれ本当にいいよ。目はブドウで鼻はリンゴって言う簡単デザインなんだけど、とても心引かれる。
うちにあって、見たことない「海が聞こえる」みようかなーと思う。


美術館出たあとは、吉祥寺の有名なメンチカツを並んで食べて(並ぶ価値あるよこれ!)、ご飯を食べに行った。私本当にどうしようもないなあと思った。哲学科ってみんなそれぞれ過ぎて、でもちゃんとしてて、私なんかで大丈夫なんだろうか、と思う。もののけ姫見て、哲学やるっきゃないと思った人とか、一番の大学でて、院まで進んだのになぜかこんな大学までやってきて哲学始めちゃった人とか、すげーなあと思う。この人もともと理系で、ゼミにもう一人理系の学部終えて哲学科にやってきた人いるけど、どうして文系に転向しようと思ったのかとても気になるところ。
私は、根がちゃらんぽらんなんじゃないかと思う。何か頑張ったことあるって聞かれても、うんって言えない。それなりに頑張ってきたように思うけど、凄く頑張ってたわけじゃないし、みんな中途半端な結果ばかり残ってて。はは。
1年生らしく、来年のゼミの話とかもした。きっとばらばらになるけど、1年のゼミの人たちとまたおんなじゼミに入れたらいいなあと思った。いいゼミだったなあ。
こんなご時世だし、恋人も親戚も就活してるから、どうしても就職のことが頭にあって、気が早いと思いつつも、たまに話題に出してしまうことがあるけど、せせこましいっていうかなんていうか、だめだなって思った。まあ就職しなくていいじゃんっていうアラサーの話は聞かないとしても、そんなこと考えてるなら本の1冊でも読めばいいのにね。まあ公務員目指そうが民間につとめようがそんなこと。ていうかどうせ人生自体がギャンブルだよと。その上後戻りもできないなんてなんかうんざりするな。
寝よ。また吉祥寺行きたいなー。メンチカツ食べたい。