価値とか

内膜症がわかって、もうじき1年になる。投薬治療も終わる。やめても生理は安定(この言い方は不適切かも)してるかもしれないし、また前みたいにのたうち回るかもしれないけど、やめてみないことには。
今のわたしの生理(みたいなもん)には命がない。薬のせいで排卵してないから。沢山の女の人から毎月出る血にも男の人からでるやつにも命はあるのにわたしのにはない。以前よく聴いたバンドの歌の中に-「でもゴムはつけなきゃだめよ」自分の価値を無にするあなたです-っつーのがあって、そうですかーわたしは無価値ですかーって思った。うむきかい以前の存在なわたしには、孕めないわたしには価値がないって。価値ってなんだよ、そう言うお前の価値ってなんだよ。歌とか言って笑わせんなよ。別に歌に価値がないなんて言ってる訳じゃなくて。でもわたしにはそのことで女を無価値にする意味がわからない。まあのださんは価値がないことじゃなくてその行動によって価値を「無にしてしまうこと」が問題なんだって言いたかったんだと思うけど。
よく自分に価値があるとかないとか考えるけど、本当はそんなことしちゃいけないんだと思う。 価値を決める側の存在に価値があるとかないとか、そんなややこしいこと。
それにしても結局、今のわたしに価値はあるのか?まあ期限がとか薬がとか言ってる時点で、わたしには他人の視点における価値が本当はあるんだと信じてるんだろうけど。認められたいだけか。やすいな。