自意識のはなし

つい最近の、自分はいまだに自分のことを少女だと思っているって話のつづき(続きものなのか?)
今日は、地方の大学に通ってる幼馴染が東京に戻ってきたのでバイトのあと一緒にご飯を食べた。まだ東京にいた時はお隣さんとして以外の共通点もあってわざわざ予定を決めなくてもあえてたから、改めて待ち合わせてどこかへ行くというのが、なんだかこそばゆいような感じがした。お互いの色恋沙汰だとか大学のはなしだとかをして、帰路についた。もともと隣同士で住んでたのもあって家の下まで送ってもらいながらもいろいろ話していた。
そのとき、よく話したりする同年代の異性を「男の子」って言ったら、「おとこのこ?」と聞き返されて、初めて同年代の異性の位置づけについて考えた。自分を少女だと思って暮らしている私は同年代の異性を並列に扱うためには男の子として扱うのは矛盾はしていないと思うんだけれど、同学年の幼馴染からしたら違和感がある位置づけだったんだろうなと言うのにきづいてはっとした。そしてちょびっと記号論とか象徴論の講義が頭をよぎった。やっぱり20歳くらいの人間はもうおとなで、「男性・女性」とかせめて「男の人・女の人」とかで呼ばれる存在なのかなと思った。「男子・女子」って言葉は大学では使うし違和感もないけど、大学以外で出会った人にはやっぱり変な感じがする。
やっぱりもう自分をおとなとされる性染色体XXを持つ人間として扱わなきゃいけないのかなっておもうけど、その存在にしっくりくる名前を私は知らない。(なんだかどこぞのアニメみたいになっちゃった)