月蝕

欠けていく月を見ながら思ったことは、きれいとか不気味よりも、自分が時間の中に生きているのだなという実感。科学ではほんとうじゃないけど、人間の実感では月とか太陽は永遠の象徴みたいなもんで、そのおつきさまが目の前でいつもの姿からあの奇怪な姿に変わるのは、とてもぞくぞくするような時間の感覚をくれた。それははかなさではない。それはもしかしたら世界の終わりを予感させるような感覚を呼ぶのかもしれない。きれいな空だった。

以下メモ
借りてる本
(読了)
罪と罰/手塚治虫
メタモルフォーゼ/手塚治虫
(なう)
卒論/めろうぶれいんさん
地下室の手記/ドストエフスキー
ベルクソン/金森修
(これから)
空想の町
笑い/ベルクソン(林達夫)
哲学入門・変化の知覚/ベルクソン(河野与一)
哲学的直観/ベルクソン(河野与一)

めろぶれさんの説明でどきゅんと射抜かれたので、読める気はしないけれどぶつかってみることにするベルクソン
手塚漫画返したら冬休み用にあと4冊何か借りよう。シュルレアリスム宣言買っちゃったし1984年を読み返したい気分なんだけどね。