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お月さん見てたら何かいいたくなって、「あいしてるよ」って呟いてみたらハズレだったみたいで言い知れない不快感だけが残った。あのお月さんは誰だったんだ?
たまの世界観は私の視界とよく似ていて、それゆえに違う世界に引っ張ってくれる気がする。すごく好きだけどそればっかり聞いていると本当に世界の狭間とかに落っこちちゃいそうだから怖いのだ。たまのラブソングは悶えるくらいに浮かび上がってくる情景があるのに気づかないのかな。
自分の性別や容姿や性格はきっと、自分で思うようなのとはまるで違っていて、そうやって見えるわたしだから考えすぎって言われるのかな。中身も外側もきっと恐れているほどにへんてこりんな人物ではなくて、普通にいて普通に人に好いてもらえる普通の人に過ぎなくて、でもそれはその人が日々沢山の人を見るうちに見出す座標の上の位置にすぎなくて、わたしはいつもわたしのしか視点を持てないし、だからわたしにわたしは最も独特な有様の人間であって、そりゃへんてこりんにもうつるわけだ。
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読了
The Book jojo's bizarre adventure 4th another day (JUMP j BOOKS)
- 作者: 乙一,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/12/19
- メディア: 新書
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乙一「The Book」
久々に乙一読んだ。買ったまま積ん読してたんだけど、買うほどのもんでもなかったかな。
小中学時好きだった乙一がもうそうおもえないのか、荒木飛呂彦とのマッチングがしっくりこないのか。乙一以外にノベライズで気になる作家はいないのでこのシリーズはいいかなあ。
単純にもっと重たい本読みたい気分なのかな。多分これを読み返す事はないけど。
残念だったのは、本編では戦闘シーンを読むのは結構好きなのだけど、文字情報だからか作者と戦闘シーンというものとの相性なのか、さらっと読み飛ばしてしまうような感じだったこと。戦闘を大きな要素として扱う小説をあまり読まないからわかんないけど、きっと素晴らしい戦闘シーンを描く本はあるだろうしな。
そんな感じ。ジョジョ自分で集めようかな。
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かつて好きだった人のまぼろしをみた。
というのは言い過ぎでただの人違いだった。嫌いな人を見間違えてはよく怯えるのに、会いたいと思うような人を見間違えるとは珍しい。しかしその人だったからと言って何かできようか。とうとうわたしもおかしくなったのかと思った。せっかくそういうことじゃないところを一生懸命やろうと思うのに。本当に淋しくてやってられない。思い出す事によって自分を守ろうと、そうしている事を認識させられるのがとてもやりきれない。そう、会ったのなんてだいぶ前だし、声だってずっと聞いてない。きっとわたしの事なんてあたまの片隅にさえない。わたしはちっとも一人じゃない。でもすごく寂しい。気持ちも届かない。
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最近は小説にしろ勉強の本にしろ、何か本を読んでいないと非常に虚しい気分でいる事が多いように感じる。よくお酒を飲みに出かけるようになっているのはそのためか。
読了
- 作者: 野崎昭弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 文庫
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先日id:LiveinTokyoさんにいただいた本の中で最もポップそうなものから。
言わずとしれた、なんてことは無いんだけど、私は本当に本当に本当に数学が苦手で、それゆえにだいきらいだった。読んだからと言って今日から数学が好きです、とは言えないけれど、一般人向けの本ならまた読んでみようかな…と思うくらいに数学さんとの距離が縮まったように思います。それにこれは理数系の分野の素養もからっきしで遅読な私がサクサク読めてしまうからとても親切な本なんだと思う。数学のエッセイとは言っても勿論数式は出てくるもので、慣れ親しんでいない私には理解しきれなかったものが多々あったのだけれど、それでも数学の本、として出会った本をこんなに楽しめるというのはおどろきでした。あと哲学科で勉強してると、関心の分野の問題もあるけど数学からは逃げられないのだなあと痛感する本でした。数学から逃げててごめんなさい、という気分。数学は楽しめるかもしれない。
不完全性定理の本もいただいているので、ウィトゲンシュタインの本を読んだ後でそっちとも戦ってみようと思います。
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欲してくれ!!!
交換可能じゃないものとしてのわたしを。
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大学は行くのにあんまりちゃんと授業に出てない
本はよりたくさん読むようにしている
バイトももんだいない
応えられないもんは応えられない
とりあえずこっちをむいてくれ
こんなことに時間を割いていても、物事を決めないといけない時はずんずん迫ってくるのね。まとまった文書を書きましょう。
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むくむく湧き立つざわざわした気持ちの中で今日も寂しい。どうにもやりきれなくて、だれか!!!って思うけど、やっぱりそれを拒む気持ちがでてくる。多分ほんとうはただただ待っているんだけど、古くなった思い出を引っ張り出しては思い出すのが病気のようで苦しく思える。
往生要集の絵解きを見ながら、地獄の苦しみは身体の苦しみが永遠(または永遠のように)続くことなのか、と思って不思議な気持ちになった。生きているひとの心苦しさとかって何なんだろ。閻魔様や執行している鬼みたいな者たちはどういうものとしてあるんだろう。罪人の刑のために彼らはずっと地獄にあって、執行のために彼らには休みもおわりもない。在り方の違うものとして、彼らはそういう風にして苦痛は感じないのかな。うーんわかんない。
たまの「満月の丸バナナ」を聞きながら、横にいるきみに、一緒に見ている美しい風景や美しい音や心地よい皮膚感覚をあげることはできないんだな、と思った。ほんのあたりまえなんだけど、無力感を覚えるよ。